40万が億に!?はみたろうデイトレ術

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【損切りに関して伝えたい3つのこと】1/3

   

こんにちは、はみたろうです。

2013-05-30-k005

損のコントロールは勝利の絶対条件

今回は損切りについて
損切りはデイトレだけではなくスイングでも、時には長期でもとても重要な部分になる。
なぜそこまで損切りが重要なのか、それはトレードにおいてコントロールしやすい部分がこの損失の部分だからだ。
利益は誰かが買ってくれて初めて発生する。
人間は他人の意識をコントロールすることはできない為、そこには『運』の要素がどうしても入ってきてしまう。

だが損失の部分は『損切り』という行為により、ある程度のコントロールが可能となる。
コントロールの難しい『利益』を求めるならば、『損失』のコントロールが絶対条件なのである。

このエントリーでは『損切り』の場面でどのようなことに気をつければいいのか、3つの要素に着目して説明していこうと思う。

1、損切り精度は準備で大きく変わる

損切りの場面、大切になる要素は何だろうか。
ある程度トレードルールを作っているならば当然損切りポイントも設定されているだろう。
設定したポイントで確実に切るために必要な要素、私は『スピード』がとても大切だと考えている。

想像してみてほしい。損切りの場面はどんな時だろうか?
ほとんどの場合、買った株が思わぬ売りに押され『あらかじめ決められたポイント』で切ることになるだろう。
この『あらかじめ決められたポイント』が重要になる。

デイトレードにも基本はある。
その為トレードルールを突き詰めていくと当然、似たような手法を用いている人が存在する事になる。
似たような手法のトレーダーが多いということはあなたが売りたいポイントはその似たような手法を使うトレーダーも売りたいポイントである可能性が高い事を意味する。

こんな経験はないだろうか。
あなたがロスカットポイントにしていたところを下抜けた瞬間、一気に崩れたこと。
大きな買い板を基準にしていたのにそれが消えた瞬間売りが殺到したこと。

あなたが何か利益が出そうなものを基準にルールを設定したということは、当然同じ物にに気付いてる人もいると考えるのが自然だ。
逆に「ここを抜けたら売ろう」とあなたが根拠を持ってそう考えたのなら、同じように考えている人がきっといるはずなのだ。
そこでその人たちよりも素早く判断し、実際行動するために『スピード』が重要になってくる。

だがスピードを上げようにも、それを阻害するような要素を抱えていては難しい。
素早く、かつ正確な損切りを行うためには邪魔な要素を排除する必要がある。

その邪魔な要素とは何だろうか、1つずつ見ていこう。

・ポジションサイズ

デイトレードは売買が細いため流動性の影響が非常に大きい。
そのためポジションサイズはとても重要な要素となる。

流動性に対し、大きすぎるポジションを持ってしまうと売りたいのに売れない状況を作ることになる。
売りたい価格で売れない場合どうなるか、それは更に安値で売る事になる

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《具体例》
ある銘柄を110円で売れると読んで100円で大量に買ったとしよう。
ロスカットを95円と設定。

しかし思惑通り行かずに下がってきてしまった。
予定通り95円で損切りを決意し、そこで売ろうとする。

始めはある程度売れるだろうが95円で欲しい人には限りがあるので次第に買い手がつかなくなってくる。
94円、まだまだ余っている。
93円、まだ余る。
92…..91…..90やっとのことで売り切った。
95円で切る予定だったのに買い手が付かなかった為、結局大幅な安売りをする羽目になり想定を大きく上回る損失になってしまった。
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極端に流動性の低い銘柄でこのような事をやってしまうと、買い手を見つけることが非常に困難になるので、かなりの安売りを強いられる。
それが思わぬ大損失へ繋がることも十分考えられるだろう。

買手がいない小型株で大きいポジションを抱えてしまうと売り捌くのに時間が掛かる
ましてや損切り場面のような買手が少ない時に大きすぎるポジションを捌くのは、困難な作業となるので十分注意していきたい。

 

私の基準としては、板がびっしり並んでる銘柄の場合、大体2ティックの合計を大きく超えないように注意している
もちろん売買が頻繁に行われているような銘柄であればそれ以上のポジションでもリスクは低い。
躊躇せず『成行』で売れる範囲内ならリスクは低いと言えるだろう。

 

・ポジション数【分散リスク】

同じようにポジション数もタイムラグを生む要因となることがある。

投資では分散投資がリスクを減らすために有効な方法と言われているがデイトレードの場合逆にリスクを高めてしまう場合が少なくない。
地合いが大きく変化、暴落局面で考えてみよう

例えば、あなたは現在5つの株を保有している。相場が暴落の動きを見せ始めたので保有株を全て処分したい。
1つ目を切り、2つ目を切り、3つ目、4つ目と繰り返すことになる。
株は自分の売りたい値段で確実に売れるものではない。何故ならその価格で買いたい人が出てこなければ売れないからだ。
その為、持っている銘柄の種類が多い場合、買い手を探し実際売るまでのタイムラグが後になればなるほど積み重なり大きくなる。
所有銘柄が多いほど、本来自分が売りたかったタイミングと実際に売れるまでのズレが大きくなることになる。
きっと5つ目を切る頃には積み重なったタイムロスが重なって結構な時間がかかっているはずだ。
これでは暴落に巻き込まれてしまう可能性が高くなってしまう。

 

一方で1つのポジションだった場合はどうだろうか
普通に1回売ればそれで終わりである。
自分の売りたいタイミングで切ることが容易なので、その分思い切ったトレードも可能になる。

 

また、分散投資なら買い直しがとても大きな手間となるので一度手放すとまた集めるのが難しい。
それを嫌気して損切りが遅れることも考えられる。
銘柄が少なければ、とりあえず逃げておいて様子を伺いつつ細かい売買が可能なのでこの辺りでもリスクコントロールしやすい。

 

私はデイトレの場合、基本的に1つだけのポジションでトレードしている。
多くても3つ程度に収まるようにポジショニングを行っている。
これは上記の理由の他に、リソースの分散を避けトレードの精度を高める狙いがあるのだが、それはまた別のエントリーで詳しく書いていきたいと思う。

 

・売りたくない理由【迷いのリスク】

一瞬の判断が結果に大きく影響するデイトレードにおいて、躊躇などの迷いの感情は邪魔になる。

損切りの場面、いざ切ろうとしていたのに「ここで我慢したらすぐに戻るかも」と一瞬考え、迷っている間にどんどん売られてしまい大損。
デイトレードならばこんな経験は少なくないだろう。
正確かつ確実な損切りを実現するためには、迷いを生んでしまうような要素は極力排除していくべきだ。

例えば手数料、ドレードの手数料は基本的に売買ごとに掛かるので、損切りは手数料の負担も意味する。
この時「ああ、手数料が勿体ないから切らずにもう少し粘ってみよう」という感情が損切りの遅れを生むことになる。
粘ろうという感情までいかなくとも一瞬の迷いがタイムラグを発生させ、トレードの結果に悪影響を及ぼす可能性もある。

また手数料は決して安くはないので利確損切りを細かくし、リスク管理をしようとすると手数料がとても大きくなってしまい利益を圧迫してしまう。
場合によっては手数料によって損失になってしまうかもしれないし、それを嫌気して売買が大味になるのも勿論良いことではない。

 

頻繁に売買を行うデイトレーダーなら手数料のかからない証券会社へ変更を強くお勧めする。

私は松井証券の1日信用を使用している。
1日信用はその日のうちに売買を完了させれば手数料が掛からない、というサービスなのでデイトレーダーにはうってつけだ。
最近ではこのようなサービスが松井証券以外でも始まってきているようなので手数料に悩んでいる方は検討してみてはいかがだろうか。

 

手数料の他にもまだ考えられる要因はあるだろう。
例えば、分散リスクでも少し触れているが『買い直す手間』も躊躇する要因になるだろう。
「ここで売ったらまた買い集めるのは手間だな、面倒だな」
こう考えるとどうしてもアクションは遅れてしまう。

適切なポジションサイズ、適切なポジション数ならば買い直しは比較的容易になるはずなので軽減できる。

 

『迷い』の部分は人それぞれ個性が出やすいところだ。
自分のトレードを見直す時『迷い』は無かったか、『躊躇』はしなかったか、常にチェックしていくべきだろう。

 

その2へ続く

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