40万が億に!?はみたろうデイトレ術

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【コラム】投資資金が多ければもっと儲かる?

      2015/11/13

こんにちは、はみたろうです。

slooProImg_20141225161520資金が潤沢だから有利は本当だろうか?

「資金が少ないから全然勝てない。もっと資金があれば絶対勝てるのに」
なんてことを言ってる人をたまに見かける。
結論を言ってしまうと、資金が多いことによるリスクを考えずにそんなこと言ってる人はいくら資金があろうとも勝てない。

人によって投資スタイルは違ってくる。

『複利で資金を何倍に増やすか』
『いくら利益を出したいのか』

この二つのパターンでは資金の使い方が違ってくるのでリスクの取り方が大きく異なる。
複利を使う場合はその資金量に応じてポジションも増やすことになる。
複利を使わず1日10万円を目標に、なんて場合は資金がいくら増えてもポジションを大きくすることは無い。

 

スタイルでリスクの取り方は大きく変わる

「資金が多いならどんどん買ったほうが儲かっていいんじゃないの?」
と、思う人もいるだろうが実際ポジションを大きくすると、特有のリスクに直面する。

 

流動性のリスク

まず最初に流動性のリスクが問題となる。

勿論銘柄によっても大きく異なるのだが、デイトレーダーが好むような銘柄の流動性は意外と低い。
時には100万円分集めることですら困難な程だ。
そのような銘柄で大きなポジションを持つことはあまりにもリスクが高いため、基本的には避けることになる。

このような銘柄で売買を行っていく場合、流動性のリスクを回避するアプローチは限られる。

1、ボジションを小さくする
2、分散投資を行う

ポジションの縮小が流動性のリスクを軽減する最も有効な手段となる。
だがそれは同時にポジションの上限を意味することにも繋がるため、資金が多ければ有利と言えないことがわかる。

もう一方の分散投資も流動性のリスクに対しては有効なアプローチだ。
だがこれにはまた違ったリスクがある。

 

リソース分散によるトレード精度の低下

リソース、要するに集中力だ。
人間の集中力は有限なのは言わなくても実感としてあると思う。

元々デイトレードは様々な情報を分析してリアルタイムで売買を行うため、リソースに余裕は少なくなる。
それなのに流動性のリスクを回避するために同時にいくつもトレードを行えば確実に他の作業に悪影響を及ぼす。
監視が甘くなった結果チャンスを見逃したり、急落したのに反応できず大損害を受けるなどミスは確実に増えることになる。

ミスでなくともリソースを分散しているため、個々のトレードの精度は低下しているはずだ。
比較できないのでどれくらい低下してると言えないが分散すればするほど精度は間違いなく落ちていることは確実だろう。

リソースはトレーニングなどで多少鍛えることは可能だが、所詮は人間なので限界はある。

そのため、分散投資である程度流動性のリスクを軽減できるが根本的な解決法にはならない。

 

銘柄が限られる

流動性のリスクから完全に逃れるためにはそれ相応に大型の銘柄でトレードを行う以外無い。
しかしそれでは銘柄は限られてしまうのでパフォーマンス低下は避けられない。

更には大型株は値動きも小さいためポジションをかなり大きくする必要がある。
そのため、資金をたくさん持っていたとしても実はあまり利益に繋がらなかったりする。

 

「もっと資金があったらもっと儲かる」は単なる言い訳

資金が多かったら多かったでそれを使いこなすには様々な壁が存在する。
ハッキリ言って少ない資金を増やすほうがとても簡単だ。

100万を1000万、1000万を1億、同じ10倍だがこれなら圧倒的に前者のほうが楽に達成できる。

少ない資金だから増やせない。
こんなことを言うトレーダーは間違いなく大量の投資資金を調達できても増やすことはできないと断言できる。
それどころか流動性のリスクを理解していないならあっという間に資金は底をつくだろう。

資金の少なさを嘆くより、その少ない資金ですら増やせない自分の未熟さを嘆くべきだろう。

 

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